通貨両替チップ
通貨・両替・チップ
■中国の通貨
中国では、元(人民元・RMB)が通貨の基礎単位となる。 1元(?)=10角(毛)=100分
注:話し言葉では、(?)、(毛)を使う。読み方はそれぞれ、クゥワイ、マオ。
* 紙幣 100元、50元、20元、10元、5元、2元、1元、5角、2角、1角(分はほとんど流通していない)
* 硬貨 1元、5角、1角
《豆知識》
市場で野菜、果物などを買うときは、1斤(500グラム)〇〇元というように、重さによって買います。卵などは1個いくらという場合が多いです。お茶もスーパーなどのパック売りのほか、専門店では重さによって売られています。
基本的に、スーパー、デパート、コンビニでは値切ることができませんが、個人商店、露店などでは値切ることができます。
■両替(円→元)、再両替(元→円)と両替証明書
両替は国際空港内の銀行、市内の大手銀行、ホテル、ショッピングセンターでできます。国際為替レートと連動していないので、どこで両替してもレートはほぼ同率ですが、毎日変動しています。両替の際に発行される「両替証明書」は日本円に再両替する際に提示を求められますので、紛失しないように注意してください。再両替は、帰国時、国際空港内の中国銀行でのみ可能です。再両替の限度額は「両替証明書」記載の金額の50%以内です。再両替のレートは悪く、日本国内でも再両替できません。
《豆知識》
両替の際は、日本円から元に直接両替するのが一番便利です。
また、中国銀行では、トラベラーズチェックの両替も可能です。
両替額は少しづつ、お帰りのときに残らないようにするといいでしょう。
街頭のヤミ両替商の間には、高額紙幣の偽札が出回っていますので、絶対に利用しないでください。
また、ガイドが車中で両替の案内をする場合は、レートが一定ではなく、両替証明書もご用意できないため、ホテルで両替されることをおすすめします。
■チップ
以前、中国では、原則的にサービスに対するチップは必要ありませんでしたが、最近の欧米化に伴いホテル・レストラン・タクシーなどではチップの習慣が広まりつつあります。 また、ノーチップ制と言われているところでも、係員からそれとなくチップを要求されることがあります。
心づけですから払わなくてはならないというものではありませんが、ホテルのベルボーイ(荷物係)にお支払いいただく場合は5元から10元を目安にしてください。
《豆知識》
タクシーの料金を支払うとき、角の部分は四捨五入して支払う習慣があります。例えば、14.5元なら15元、14.4元なら14元を支払います。
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